※物語の内容が含まれています
第1話「死者からの手紙(Ogygia)」のあらすじ
マイケル・スコフィールドが死んだとされてから7年が経過したある日、彼がまだ生きているかもしれないという手かがりが出てきました。兄リンカーン・バローズはその事実を究明するために、助けを求めてサラ・タンクレディのもとを訪れるのです。
リンカーンはマイケルがいるとされるイエメンへと向かうことになるのですが、その過程でかつての仲間スクレやシーノート、そしてティーバッグもこれから始まろうとしているとんでもない脱獄劇に加わることになるのです。
第1話のプロモーショナル写真
- 画像: FOX
第1話からの短編動画
第1話の内容
イリノイ州にあるフォックスリバー刑務所!すべてはココから始まりました!
フォックスリバー刑務所からどういう訳か出所を許可されたセオドア・”ティーバッグ”・バッグウェル!思い返せば、シーズン4でマイケル達の満場一致で彼は刑務所へ送り返されてしまったのです。
刑務官から入所した時に預けたお金とパソコン、ガム、そして送り主不明の封筒を受け取り、彼は上機嫌で刑務所から去っていくのです…。
出所して直ぐにティーバッグは受け取った封筒を開け、中身を確認します。
中に入っていた1枚の紙を見るやいなや、彼は驚いた表情を浮かべるのです。
一方、シカゴにいるリンカーン・バローズは、追ってくる車から走って逃げています。
なんとか物陰に隠れたリンカーン。どうやら彼は借金をしているそうで、車から降りてきたその男は借金を取り立てにきた様子。リンカーンはフォックスリバー刑務所に入る前のような、どうしようもない生活を再び送っていたのです。
なんとか逃げることに成功したリンカーンですが、ふと目をやるとそこにはティーバッグが立っていたのです。ティーバッグは「俺をゴミのように見るなよ!」といつもの調子でリンカーンに語りかけます。
ティーバッグはこれを見てみろ!とリンカーンに封筒を渡します。
リンカーンが中身を確認すると、そこには弟で死んだはずのマイケル・スコフィールドの姿が写っていたのです!リンカーンは送り主が誰なのか聞くのですが、書かれていないとティーバッグに言われます。また、ティーバッグに「お前の弟は生きているようだ」と言われるのです。
家の中に入ったリンカーンは、マイケルが生きているはずがないと愕然とします。 そして、封筒を返してほしいと言うティーバッグを威圧してそのままその封筒を受け取るのです。
リンカーンはその足で飛行機に飛び乗り、シカゴからニューヨークへと向かいます。
ニューヨークの空港に到着したリンカーンはレンタカーを借り、いざ車に乗ろうとするのですが、赤いセダンに乗っている2人組の視線に気付くのです。
ある場所へ向けて運転しているのですが、先程の赤いセダンと黒いSUVに後をつけられている気がしているリンカーン。しかし、2台とも信号で曲がってしまい、ただの気のせいだと思います。
リンカーンがやってきたのはマイケルの元妻サラ・スコフィールドの自宅。
サラは「もう二度と会わないかと思っていた。結婚式にも来なかったし…」と言うと、リンカーンは「自分の生活で精一杯だったし、自分自身混乱していた。そんな姿を甥に見られたくなかった」と返します。
自宅の中で、リンカーンは先程ティーバッグからもらったマイケルの顔写真付きの手紙を見せます。しかし、サラは「マイケルが生きているって信じたいのはわかる」と言うのです。
すると、そこにサラの夫ジェイコブ・ネスと、甥のマイケルJr.が外から帰ってきました。
久しぶりに会ったようで少し会話を交わします。どうやらマイケルJr.はリンカーンやマイケルのことを神話のなかの人だと思っているそうです。
サラは「マイケルは末期の病気を持っていた。そして死んだ」と言って、マイケルが生きている可能性を否定するのです。リンカーンはマイケルの顔写真を見せて「それじゃ、これはどうやって説明するんだ?」と尋ねるのです。
ティーバッグは自分のパソコンを開きメールをチェックしていると、急にカレンダーが開いて、大学で義肢の研究をしている医師との面会が翌日予定されていることがわかります。
リンカーンはマイケルのお墓を訪れ、「サラは正しい…。俺はお前がいなくなってからまた元の生活に戻ってしまった…」と呟きます。
そして、ふと手紙の下に書かれている文字に目を向けると、いくつかのアルファベットだけ太く濃く書かれていることに気付くのです。
リンカーンは消しゴムでその文を消し、どのアルファベットが濃く書かれているのか確かめようとします。そして、「Ogygia」という文字が浮かび上がったのです。
リンカーンは早速インターネットでその「オギュギア(Ogygia)」という文字を検索。地図に打ち込むと、イエメンにある「オギュギア刑務所」と特定するのです。
確認する方法は一つしかないと思ったリンカーンは、マイケルのお墓を訪れシャベルで掘り出そうとするのです。
ティーバッグは約束通りウィットコム医師との面会にやってきました。彼は刑務所で貰った封筒を何か関係があるのか?と聞きますが、それに関しては知らないと医師は答えます。
医師の専門は「神経再生」で、脳を使って義肢を巧みに扱えるようにするもの。それは最先端なため、助成金を探すのに苦労していたのですが、なんと匿名の人物から1つの条件を飲めば助成金を出してやると言われたそうで、その条件が最初の患者としてティーバッグを処置すること。
この完全に人工の義肢は、本物の手と区別がつかないほどだと言われます。
お墓を掘り起こしたリンカーン。そこにマイケルの遺体はなく、あったのはジャケットだけ。
リンカーンはそのジャケットを積んで車でどこかへ向かっています。赤信号で停まると、隣に赤いセダンが並んで停車します。
お互いチラチラ見て青信号になるのを待ちます。
青信号になったのですが、リンカーンは隣の車を先に行かせようとしてわざと発進しません。
すると、赤いセダンに乗っていた男(バン・ゴッホ)も発進せず、彼はパソコンを操作してリンカーンの車を操り始めたのです。
ハンドルやブレーキがまったく効かなくなったリンカーンは慌てます。
そして、車はとうとうガードレールを突き破って下の湖に落ちてしまい、リンカーンは車外に放り出されてしまうのです。
リンカーンはなんとか自力で陸までやってきます。
赤いセダンに乗っていた男が死んだかどうか確認するのですが、死んでないとわかると銃をホルスターから抜きリンカーンを探そうとします。
しかし、通り掛った人が来てしまい、男はその場を離れるのです。
リンカーンは直ぐさまサラに電話をし、狙われているかもしれないと忠告します。
そして、電話をしている最中に車が来る音が聞こえたサラが外を見ると、そこには黒いSUVがやってきたのです。リンカーンによってその車に乗っている人物は危険だと判断。
サラは夫のジェイコブに銃を取ってくるよう頼み、息子マイケルJr.がいる2階へと駆け上がるのです。
金髪の女(A&W)が銃を構えて家に中へ入ってきます。1階にいたジェイコブの脚を撃ち、サラがいる2階へと上がるのです。
サラはマイケルJr.にじっとしているよう伝え、外した金属の棒を手に持って彼女が入ってくるのに備えるのです。
女が部屋に入ろうとしたその時、外からパトカーの音が聞こえたため、女はそそくさとその場を去ってしまったのです。
脚を撃たれたジェイコブのもとにサラがやってきます。ちょうど警察がやってきて救急車を呼ぶようサラは叫ぶのです。
サラとマイケルJr.がいる病院にリンカーンがやってきます。
マイケルJr.は母親サラの顔を見て、実の父親と、この一連の出来事が何か関係しているのではないか?と思っているのです。
リンカーンはサラに自分が中東イエメンに行き、マイケルを探してくると伝えるのです。
リンカーンはニューヨークのモスクにいる旧友シーノートを頼ることにしました。
彼はイスラム教に改宗し、小さなイスラミックセンターで中東平和のために活動しているそうです。
マイケルがオギュギア刑務所で生きているかもしれないことをシーノートに伝えるのですが、シーノート曰く、「あの刑務所は極悪人や重罪人が入る場所だ」というのです。
早速、マイケルが刑務所にいるかどうか、彼が直接電話をかけます。しかし、マイケル・スコフィールドという男はいないとのこと。
シーノートは「イエメンは内紛で崩壊寸前で、アメリカのパスポートを持っている白人が行く場所ではない」とリンカーンに言います。
インターネットでマイケル・スコフィールドの画像を検索するのですが、出てくる結果は全て違う人物の顔写真が表示されるのです。
マイケルの顔写真が全て置き替えられていることから、「誰かがマイケルを歴史から消そうとしている」と呟くリンカーン。
翌日、ティーバッグは「運命には逆らえねぇ。手術をする」と言って医師のもとを訪れます。
そして、彼は手術台に横たわるのですが、意識がないときに何されるかわからないから麻酔はいらねぇ〜と言いますが、医師は麻酔がないと耐えられませんよと言います。
しかし、ティーバッグは前に麻酔なしでやったから大丈夫だとニコッと笑みを浮かべながら主張するのですが、最終的に彼は麻酔をかけられ眠ってしまうのです。
リンカーンはクリーニングから戻ってきたジャケットを来て鏡でその姿を確認しています。
すると、部屋に勝手に入ってくる人物に対して、振り向きざまにリンカーンは思いっきり殴るのですが、なんとその人物は旧友のフェルナンド・スクレでした。
彼はシーノートからどうなっているのか事情を聞いたようで、助けになると言ってきます。
2人はそのまま空港へ行きシーノートとも合流。
危険だということからスクレが一緒に来ることを拒否し、スクレに助けが必要な時連絡すると言って彼を帰します。
シーノートは現地の刑務所に入れるよう現地の人間に連絡をつけておいたと言い、2人は飛行機へと乗るのです。
しかし、その2人の様子を見ていたバン・ゴッホとA&W。
彼らの写真を撮り誰かに送るのです…。
イエメンの空港に到着した2人ですが、そこは国を出国する人たちで溢れかえっています。すると、空港のすぐ外で建物が爆発。そこが戦地だということを2人は改めて思い知らされるのです。
1人の男が「シバ(現地の活動家)に連れてくるよう言われた」と言って、彼ら2人はタクシーへと連れて行きます。
しかしその後、到着口にもう1人の男がやってきてリンカーンとシーノートの名前が書かれたカードを掲げているのです。そう、彼が本当にシバに言われて迎えにきた人物なのです…。
タクシーでしばらくすると2人は何か様子がおかしいことに気付きます。
すると、タクシーは目的地ではない倉庫のような場所で停まり、運転手はタバコを取ってくると言ってどこかへ行ってしまったのです。
案の定、武器を持った数人の男たちが姿を現し、緊迫した状況になります。
すると乱闘が始まり、なんとか2人は相手を全員倒すことに成功。
シーノートは、「アメリカの刑務所制度をナメんなよ!」と言い捨てます。
リンカーンが倒した男の一人が持っていたスマホを拾うと、そこには空港で撮られた2人の写真が写っていたのです。
そして、現地イエメンの活動家シバがやってきて、彼女の車に乗り込むのでした。。。
手術が終わったティーバッグは、医師から助成金を出した人物について聞きます。
医師はその人物のIDから、「オーティス(Outis)」という言葉がわかり、調べたらギリシャ語で”誰でもない”という意味だったとティーバッグに伝えるのです。
シバの運転である家に到着したリンカーン。彼がふとジャケットのタグを確認すると、そこにはKANIEL OUTISと書かれていたのです。
リンカーンは、オギュギア刑務所にコネクションがあるオマーと呼ばれる男を紹介されます。
彼曰く、面会は極めて難しく、もしパスポートを渡してくれれば何とかしてみると言い、リンカーンにパスポートを要求してくるのです。しかし、シーノートは「もし渡したら出国できなくなる」と言って渡さないほうがいいと言うのです。
しかし、リンカーンはパスポートを彼に渡してしまいます。
すると、リンカーンとシーノート、シバの3人はすぐにマイケルがいるであろうオギュギア刑務所へと向かうことになるのです。
シバとシーノートは受付の看守にマイケル・スコフィールドとの面会を要求するのですが、そんな人物はここにはいないと言われてしまいます。
シーノートはリンカーンが持っていたマイケルの顔写真を看守に見せると、彼はカニエル・オーティスという名前で収監されていると言ったのです。
リンカーンの口から「そうだ、カニエル・オーティスだ!」と言い面会を希望。
その名前を聞いたシーノートとシバの表情が険しくなり、シバはなぜその名前を知っているのかリンカーに聞くと、彼は「マイケルジャケットに書いてあった」と返します。
その途端、シバは怒って刑務所から出て行ってしまうのです。
その様子に驚いたリンカーン。
シーノート曰く、「カニエル・オーティスは大物のテロリストで、殺人の罪でここに服役していると。しかも、ISIL(イスラム国)のために働いていた」と言うのです。
なので、シバは拒否反応を起こし刑務所から飛び出してしまったのです。
病院にいるマイケルJr.は、母親に実の父親はどんな人なのか聞き、サラは「まるで嵐のような人ね」と言います。そして、サラは独り言のように「嵐は戻ってくるけど、果たして同じ嵐なのか、変わっているのか…」と呟くのです。
ついに檻越しにカニエル・オーティス(マイケル・スコフィールド)が姿を現します。
シーノートが生きている証拠を撮影するために、ビデオを撮ります。
リンカーンは、マイケルに「新しいタトゥーを入れたんだな。ここから出してやる」と話しかけるのですが…
マイケルは、「俺はマイケルじゃない… あんたが誰だか知らないよ」と言い、そのまま自分の房へと戻ってしまったのです。
マイケルのその言動に愕然とするリンカーン。
第2話へ続く…
シーズン5第1話を視聴する
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