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『プリズン・ブレイク』シーズン5 第2話 内容

※物語の内容が含まれています



第2話「光の首長(Kaniel Outis)」のあらすじ

リンカーンとシーノートの2人は、マイケルからのメッセージを元に“光の首長(Sheik of Light)”を探そうとしてシバに協力を求めます。一方、マイケルと同房仲間のウィップはオギュギア刑務所からの脱獄を試みようとするのですが、思い通りいはいきません。

マイケルの生存を確認したサラは、彼の生存に関する調査のため、アメリカ合衆国国務省に行くのですが、なんとそこで彼らの間に深い過去があるポール・ケラーマンと再会することになるのです。

 

第2話のプロモーショナル写真

 

第2話の予告編

 

 

 

 

第2話の内容

イスラム国の侵略が徐々にイエメンの大都市にまで近づいています。リーダーでありとても残酷な男アブ・ラマルは5年前に政府によって捕まり、現在はイエメンでもっとも悪名高いオギュギア刑務所に収監されているのです…。

オギュギア刑務所内での出来事。

マイケルは同じ房のウィップと共に、天井から脱獄ルートを使い刑務所の屋上へと向かいます。 

刑務所の外ではイスラム国による侵略のため、あちこちで炎が上がっているのです。

マイケル達は刑務所の電気が消えるのを待っているのですが、 約束の時間になっても電気が消える気配はありません!ある外部の男に頼んでいたのですが、彼は24時間にするはずの合図もしていなかったのです。

今回脱獄するのは諦め、刑務所の房に戻ろうとする2人。また日を改めて脱獄計画を考え実行することにします。

そして、どうやらマイケル達は「ポセイドン」と呼ばれる者?組織?に裏切られて置き去りにされてしまったそう。

部屋でリンカーンとシーノートがマイケルについて話していると、ドアの向こう側に誰かいることに気が付きます。

リンカーンが静かにドアを開けると、そこには1人の子供がいて、彼は勢い良く逃げ出したのです。

リンカーンはその子供を追うのですが、街中は人が沢山いて入り組んでいるため、逃げられてしまいました。 

戻ってきたリンカーンは「あの子供はスパイしていた」と言います。

シーノートは「ドアマットにこれが挟まっていた」と言ってリンカーンに折り鶴を渡し、彼が中を確認すると、そこには”光の首長を探せ、そしたら自由になる “という文字が書いてあったのです。

この文字はマイケルが書いたものだと主張するリンカーン。

ただ、この文字の意味がわからないため、2人はシバに協力を頼みに行きます。  

シバは自分の父親に国を出るように言いますが、父親はお金がないから無理だと主張。 

その直後に2人がシバのもとにやって来て、協力してほしい頼みます。

しかし、シバはカニエル・オウティスのこともあり、敵に手を貸したくないとして協力する気なし。

すると、シバと父親の会話を聞いていたリンカーンは、家族が出国できるだけのお金をあげるから、まずは協力してくれと頼むのです。 

サラは息子マイクを学校まで送りに来ました。

ちょうど学校に到着すると、彼女のスマホに1件のメッセージが!

それはリンカーンからで「昨日俺たちがオギュギア刑務所で撮影したもの」と書いてあり、動画のリンクもあります。

まずは息子を学校へ送り出すサラ。今は一緒にいたいと言うマイクですが、学校は行かなきゃダメと言って彼は学校の中へ入っていくのです。

リンカーンがオギュギア刑務所で檻越しにマイケルと再会した映像を見ているサラ。

彼女は信じられない面持ちで見ているのですが、すぐに彼の様子がおかしいことに気付きます。

そこへ夫のジェイコブから電話が掛かってきます。

サラは用事を済ませたら病院へ向かうと言って電話を切るのですが、本当にマイケルが生きていることを知った今、とても複雑な心境になるのです…。

サラはマイケル生存の件で米国国務省へやってきます。

事前に面会の約束をしていたそうで、ヘンリー・キシダに案内されディレクターがいる部屋まで向かうことになるのです。

サラがオフィスの中を進んでいくと、そこにはディレクターとしてなんとポール・ケラーマンがいたのです!サラは彼の顔を見るなり嫌悪感を出し始めます。

「あなたには用はない!」と言って帰ろうとするのですが、彼に引き止められ、仕方なく彼の部屋へ行くことに。

ケラーマンは「我々には波乱万丈の過去がある」と言ってサラを笑わせ、マイケルのことについて話し始めるのです。

ケラーマン曰く、彼の名前はカニエル・オウティスで、FBIの職員を殺した罪で指名手配されていると。ただ、確かにマイケル・スコフィールドと全く顔で名前が違うことから、誰か”天才”がわざと偽装したのではないかと主張。さらにその天才とはマイケル自身ではないかとほのめかすのです。

それを聞いたサラはそのまま話すことなく部屋から出て行ってしまいます。 

オギュギア刑務所では、マイケルとウィップが会話をしていると、刑務所のすぐ外で爆発が起こるのです。このままだとイスラム国に殺されてしまうと言うウィップ。マイケルはまだ他の脱獄プランを思い付いていないと言い、でも必ず脱獄すると話します。 

”光の首長”というのは今まで一度も聞いたことがないと言うシバ。

その手紙をよく見てみると細工が施されており、シバは電話番号だと言います。

そして、その番号に電話を掛けてみると、そこにはボイスメールが。ムハンマド・アルトゥニスというサナ地区にある電気会社のディレクターであることが判明。

リンカーンはその人物こそが”光の首長”だと主張するのです。

そこで、3人はその電気会社へと出向くのですが、警備員曰く、職員は皆逃げてしまったとのこと。そして、首長のムハンマドは娘を探して郊外へと行ってしまったそうです。

その警備員にその娘がいるとされる住所を教えてもらい、向かおうとするのですがシバが拒否。何故なら郊外はすでにイスラム国の支配地域であり、行くことは「死」を意味しているからです。

さらに、「もう約束は果たした」と言ってお金をもらおうとするのですが、リンカーンとシーノートは彼女を説得し、3人でそこの住所へ向かうことになります。

サラのもとにケラーマンから電話が掛かってきます。

メールを見てみろと言われ、サラが映像を確認してみると、そこにはマイケルがFBIの副部長を銃殺し後始末している映像が流れていたのです。

ケラーマンによると、銃殺した後マイケルはイエメンへと出国し、現地で捕まえられそうだったのに、あと一歩のところで逃げられてしまったとのこと。置き残した彼の荷物を確認してみると、そこには殺した人物と同じ血が付いた服が発見されたと言うのです。証拠はあると。

夫ジェイコブがいる病院へとやってきたサラ。

あまり話したくない話題なんだけど…と言ってマイケルについて話し始めます。

マイケルと同じ房のジャは、スマホを持っており音楽を聴いています。そして、彼は麻薬中毒のためか、体の震えを抑えられません。 

ジェイコブはゲーム理論を交えながら、彼女にアドバイスをします。 

脱獄が失敗に終わってしまい、物凄く心配している様子のシド。

彼は同性愛が理由で20年間この刑務所にいなければなりません。そして、ラマダン(イスラム教徒の重要な行事、断食など)の期間が始まるとともに、独房に入っているアブ・ラマルを含めたイスラム国の連中が普通の房へ戻ってくるのです。

シドはマイケルに「脱獄プランはないのか?」と尋ねると、彼は「ガムを一枚渡してくれ」と言い、このガムから脱獄プランが始まると言って早速行動し始めるのです。

マイケルは貰ったガムやバッテリーなどを使って火を起こし、わざと頭を火で焼き、診療室へ行こうとするのです。

政府が管理している地域から先は、戦争状態でイスラム国が支配している地域。

シバがアラビア語で交渉するのですが、政府軍の人は西洋人や女性だけでは行かせられないと言います。

リンカーンは俺たちが無事に戻って来るのに500ドル賭けると言い出します。もし戻ってこなかったらそのお金はお前にやると。政府軍の人は戻ってこないことを望むと言って、そこを通してくれるのです。

3人を乗せた車は先へと進むのですが、案の定イスラム国のメンバーが姿を現し、アブ・アミールと名乗っている男が車を停めるように言ってきます。シバはその男のことを知っているようで、彼もシバのことを知っている様子。彼らには過去になんらかの関わりがあるそうです。

しばらく会話していると、イスラム国のほかのメンバーがやってきて「政府軍が移動した」と言い、彼らは皆でどこかへ行ってしまいました。

3人はなんとかやり過ごすことに成功したのです。

マイケルは数人の看守に囲まれながら、看守の一人に鞭で複数回叩かれます。

看守は「お前の仲間(イスラム国)が俺らの街を破壊しようとしている」と。

その後、別の看守がマイケルに2錠の薬を与え、マイケルはそれを急いで飲むのでした。

住所付近に到着したリンカーン達ですが、その建物の前にはイスラム国のメンバーたちが集まっています。

3人は回り道をして、屋上からその建物に入ることにしたのです。

シーノートを先頭に3人が屋上から建物内へ侵入すると、1人の男が突然ナイフを持って襲いかかってきます。シーノートはとっさにその男を押さえ込むことに成功。

しかし、その際の騒音が外にいるイスラム国のメンバーの耳に入ってしまい、彼らは「この辺りにまだ人がいる」と言って、一軒一軒建物を調べ始めたのです。

3人はこの人物がムハンマド・アルトゥニス(光の首長)であることを確認。

街へ戻ろうとするのですが、この男は娘と一緒でなければどこにも行かないと言うのです。

その娘は通りの向かい側の建物の地下にいるそう。

マイケルが房に戻ってきました。

彼は口から先程飲んだ薬を出して「これはモルヒネの派生物だ」と言って、麻薬中毒のジャに渡そうとするのですが、条件として彼が持っているスマートフォンとクレジットカードを要求するのです。

ジャが「なぜそれらを必要なんだ?」とマイケルに尋ねると、彼は「ピザを注文したい」と答えます。

ついにイスラム国の連中がリンカーンらがいる建物にまでやってきてしまいました。

リンカーンはムハンマドの娘を助け出しに行き、残りのメンバーは屋上から脱出して車で逃げることになるのです。

リンカーンは停まっていた車の背後から近づき、運転手を倒します。

そして、建物内にいた娘を含む何人かの女性達を車に乗せ、 シバ達が乗っている車と合流することに成功したのです。

しかし、背後から機関銃が備わっている車が後を追ってきています。

先程通った安全な地域と危険な地域の境界線にあるゲート。

猛スピードで追ってから逃げようとするリンカーン達ですが、ゲートでは政府軍が銃を構えており、このまま突っ込めば撃たれると判断して、ここで仕方なく車をストップすることになるのです。

シバは必死に自分たちはイスラム国ではないとアピール。それが政府軍の人たちに伝わり、その後ろからやってきたイスラム国の車に向けて政府軍は一斉射撃するのです。

無事安全地帯へ入り、ムハンマドと娘は抱きあいます。

シバは、娘を無地助け出して帰って来れたリンカーンのことを見直したのか、なんだか笑みを浮かべます。

街へと戻って来たリンカーン達。

そこで、このムハンマド(光の首長)がオギュギア刑務所に入っているシドの父親だとわかります。物語の最初にマイケルが脱獄しようと停電を待っていたのは、ムハンマドの仕事だったようです。息子のシドに停電してくれれば、脱獄できると言われていたそう。

そして、リンカーンは「まだ彼らは停電を待っている」と言うと、彼はすぐに行動しなくてはならないと言います。約束では、停電を起こすちょうど24時間前に2回電気をチカチカさせる予定だと。

シーノート曰く、「この街はもう24時間持たないだろう…」と言うのです。

学校が終わって息子が出てくるのを、ほかの親と待っているサラ。

しかし、全員が出てきたにも関わらず、マイクの姿がないのです。

先生に確認しても、全員見送ったと言います。

心配になったサラが走って学校の周辺を探すと、そこには折り紙で折られたバラを持っている息子マイクが立っていたのです。彼は「ピザ屋さんがこれをくれた」と言いサラにその折り紙のバラを渡します。

そして、サラがその折り紙を広げると、そこには「みんな隠れろ。嵐が来るぞ」と書かれていたのです。

オギュギア刑務所でマイケルとシドが会話をしていると、電気が2回ついたり消えたりしたのです。停電するちょうど24時間前にやる約束が今実行され、マイケル達は「脱獄ができる」と言って喜ぶのです。

しかしちょうどその時、ラマダンが始まるにあたって独房にいた危険なアブ・ラマル含むイスラム国のメンバーが一般房へと戻って来たのです。

シドは「脱獄する前に俺もあんたも殺される」と言い、彼はどこかへ逃げてしまいます。

そのままマイケルのもとへやってきたアブ・ラマル。

殺されるのかと思いきや、マイケルと彼は笑みを浮かべハグをしながら会話をします。

アブ・ラマルが「脱獄ルートは見つけたか?」と聞くと、マイケルは「明日の夜決行する!」と言うのです。

第3話へ続く…

 

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