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『プリズン・ブレイク』シーズン5 第3話 内容

※物語の内容が含まれています



第3話「嘘(The Liar)」のあらすじ

ティーバッグはサラを待ち伏せし、マイケル(カニエル・オウティス)について尋ねます。そして、ポセイドンの取り巻き2人(バン・ゴッホとA&W)はサラの後を追っており常に監視しているのです。

一方、リンカーンはイエメンから脱出するために偽造パスポートをオマーに頼み、シーノートは停電のためにムハンマドと共に電力会社へと向かうのです。

マイケルは停電に備えて脱獄の準備をするのですが…。

 

第3話のプロモーショナル写真

 

第3話の予告編

 

 

 

 

第3話の内容

オギュギア刑務所の自分の房にて、マイケルは腕に書かれたタトゥーを紙に写しています。

そして、彼はその紙で飛行機を作り、中にガムを挟んで窓の隙間から外へ向かって投げるのです。

刑務所のすぐ外でゴミなどを拾っている少年の一人(前回リンカーンらの部屋のドアマットにメッセージを隠した子)がその紙飛行機に気付き、拾います。

そして、この前と同じようにリンカーン達の部屋のドアマットに紙飛行機を隠すと、背後にいたリンカーンと鉢合わせしてしまったのです。

その少年曰く、ガムと引き換えに刑務所の中の人に「使い」を頼まれているんだとか。ただ、その少年はその人物に会ったことがないそう。

シバはアラビア語で書かれている文字を解読しようとするのですが、文字と文字の間隔などが普通ではなく一体何なのか分からない様子。

そこで、シーノートが「それはこの地域の地図なんじゃないか?」と言い出します。

その手紙には一箇所だけ赤い点があり、どうやらどこかの場所を示しているよう。シーノートは「脱獄後に落ち合う場所ではないか?」と言うのです。

刑務所の中では、ウィップが脱獄する前に爆発でやられてしまうのではないかと焦っています。マイケルがそれをなだめるのですが、彼の興奮は収まらず「4年前に計画してた。パスポートも部屋も、今頃はどれも瓦礫の中だ!」と言うのです。

しかし、マイケルは冷静に「世界でお前と同じくらい信頼できる人物がいるから大丈夫だ」と言うのです。

紙の地図からある部屋へやってきたリンカーン達。

どうやらこの部屋は4年前にアメリカ人に売ったらしく、それ以降は一度もその人物を見ていないそう。(これが先程言っていたマイケル達の部屋)

部屋へ入ると、そこには脱獄ルートや偽造パスポートに使う顔写真など、脱獄の準備をしていた形跡があったのです。マイケルの顔写真はもちろん、過激派のリーダーであるアブ・ラマルの顔写真もあり、マイケルが彼を一緒に脱獄させる計画を立てていたことを知り、リンカーンとシーノートは動揺するのです。

オギュギア刑務所では、アブ・ラマルが「変質者(LGBT)」としてシドを殺そうとしていました。看守もそれを止めようとせず、上から見守っているのです。

マイケルはアブ・ラマルに「彼は脱獄に必要だ」とすぐに止めるように言うのですが、彼はやめようとしません。そして、マイケルが自ら助け出そうとした時、看守が銃を撃って警告。シドは殺されずに済みました。

学校で息子マイクがピザ屋さんから受け取った折り紙をサラに渡している写真を眺めているバン・ゴッホとA&W。これまでは阻止してきたそうですが、今回は息子を使ってサラにメッセージが伝わってしまったそう。

マイケルがどんな行動を起こすのか、このまま演技を続けてサラを通して知ろうとしているのです。

ジェイコブは「もう退院して大丈夫」と言いますが、サラは自宅には戻りたくない様子。そこで、夫ジェイコブの両親の家に行くことを提案するのです。

そして、彼らがキスをしていると、机に置いてあったサラのスマートフォンのロックが勝手に解除されてしまうのです…。

サラがトイレに入ると、背後からティーバッグがやってきます。

彼は「カニエル・オウティスのことは知っている。彼は俺たちを何かに導いているんじゃないか?」と言い、「俺もあんた達側の人間だよ」というのですが、サラは二度と近づくなと言って出て行ってしまいました。

トイレから出てきたサラがスマホを確認すると、勝手に画面が動きどうやらハッキングされていることに気付きます。

オギュギア刑務所内。クロスはウィップに話しかけます。

彼は以前マイケルと同じ独房で、2人だけでの脱獄を持ちかけられたそうですが、彼は兄弟を置いて行けないと断ったようです。マイケルは脱獄のために人を使うだけ使って最後は見捨てるぞ、とクロスはウィップに言います。

リンカーンは出国できるように、自分とマイケルの偽造パスポートを作ってもらうようオマーに頼みます。オマーに1,000ドルを先に払い、パスポートを受け取る時にさらに1,000ドル払うことになります。パスポートの受け取り時間は夜の11時。

時間になったらリンカーンとシバはパスポートを受け取りに行き、シーノートはムハンマド・アルトゥニスと一緒に電力会社に行き、停電させる段取りを組みます。

サラは電気店へ行き、新しいスマホと買うと同時にハッキングされたスマホの修理を依頼することになります。

ウィップはクロスから聞いたことを真に受け、マイケルに問いただします。

アブ・ラマルを脱獄させるためにマイケル達はポセイドンによってこの刑務所へ入れたそうですが、最終的にマイケル達は彼らに見捨てられてしまったそう。そして、アブ・ラマルはポセイドンの人間のようです。

「なぜ彼を脱獄させるのか?」と問うのですが、マイケルは「彼にそう思わせているだけだ」と言うのです。

マイケルは冷静にウィップをなだめているのですが、次第に彼はマイケルのことが信じられなくなってきて興奮状態になってしまいます。

ウィップがマイケルの手を掴み放さなかったため、マイケルは彼の顔面を殴るのです。

マイケルとウィップが争っていると、すぐに看守達がやってきます。

すると、マイケルはどさくさに紛れて看守の一人の腕時計を瞬時に盗んだのです。

その後、近寄ってきたアブ・ラマルに対して、マイケルは彼の耳元で何かを伝えるのですが、その様子をウィップは見ているのです…。

約束の時間になり、リンカーンとシバの2人はパスポートを受け取りにやってきます。

しかし、パスポートを受け取るとそこには何もなかったのです。

すると、シバの背後からイスラム国の連中(この前郊外で会った男)がやってきて、シバとリンカーンをそれぞれ部屋に閉じ込めてしまうのです。

マイケルは房に戻ってきて3人と会話をします。

どっちの側についているのか疑問を持っているウィップ。マイケルはアブ・ラマルを脱獄させるためにここに入れられたそうですが、裏切られたから彼を連れて脱獄しないと言うのです。

そして、この脱獄には3人の力が重要で、この脱獄は始まりにすぎないそう。脱獄後に皆には色々出来ることが沢山あると言います。

と、そこに看守のムスタファーがやってきて、マイケルに「俺の時計はどこだ?」と聞くのですが、マイケルは「知らない」と答えます。そして、彼は時計を探すためにマイケルの房を数人の看守で探し始めることになるのです。

しかし、結局この房から時計は見つからず、見つかるまでは全ての房が施錠されることになります。マイケルはウィップに「これでアブ・ラマルは脱獄できない。脱獄できるのは脱獄ルートがある俺らだけだ」と言って、彼を納得させることに成功するのです。

シバは過激派の男に「あの男は誰だ?」と聞かれ話そうとしないと、彼に複数回殴られてしまいます。

A&Wとバン・ゴッホはサラがいた電気屋さんにやってきます。

彼らはサラの写真を店主に見せ乱暴に問いただすと、彼女は10分前くらいにスマートフォンの修理を依頼したと答えるのです。

店の中から通りを見ていたバン・ゴッホはサラを見つけたと言います。

サラは通りの反対側の店から彼らの様子を伺っていたのです。

2人は急いでサラを追いかけます。

その店の屋上に出たサラですが、そこは行き止まり。下には大きな荷台を積んだトラックが停まっており、飛び降りようと決心するのです。

2人が急いで屋上へやってきますが、そこにサラの姿はありません!

下を見ると、ちょうど飛び込めそうな荷台を積んだトラックが出発してしまい、彼らはサラがそのトラックにいると思い、追うのを諦めることに。

A&Wは「いつかポセイドンは彼女(サラ)を殺させてくれるのか?」と聞き、バン・ゴッホは「そうなるだろう」と答えるのです。

サラは実はトラックにはジャンプせず、彼らのすぐ下に隠れていたのでした…。

夫ジェイコブの両親の家へやってきたサラ達。

電話が掛かってきて、出るとそれは先程いた電気屋の店主からでした。

そして、彼からハッキングはサラ自身の指紋から解除されていたと聞きます。

すると、サラは国務省でポール・ケラーマンの部屋でグラスで水を飲んだことを思い出したのです。(ケラーマンがわざと指紋を手に入れるためにグラスで水を渡した!?)

サラはティーバッグに電話を掛け、ポール・ケラーマンのもとへ行ってどうなっているのか情報を集めてきてくれと頼み、ティーバッグは了承します。

停電になるのを房で待っているマイケル達。

ウィップはこれまで起こったことについてマイケルと会話をします。

マイケルらは過去にCIAの仕事をしていたことが発覚。そして、カニエル・オーティスとしてでっち上げたことも。

そしてマイケルに「アブ・ラマルを連れ出す気だろ?」「けんかした後彼になんて言ってたんだ?」と聞くのですが、マイケルは何も答えません。

一方、アブ・ラマルは自分の仲間に、全員脱獄に連れて行くことを伝えます。

電力会社では、シーノートらが急いでブレーカーを落として停電させることに成功するのです。

刑務所内が停電し、マイケルがGOサインを出します!

彼らはいつも通り天井の穴を使って屋上へと出ようとするのです。

突如停電になったため、ちょうど房の検査のため檻の外にいた囚人が暴れ始めます。

看守らは必要であれば引き金を引くつもりです。

一方、リンカーンは隣の部屋から聞こえてくるシバの叫び声に反応し、部屋のドアを鉄の棒を使って開けることに成功。

過激派の男はシバをレイプしようとしているのですが、シバは必死に抵抗します。

ちょうどそこに部屋を脱出したリンカーンが到着。

過激派の男をボコボコに殴り、無事シバを助け出すことに成功したのでした。

マイケルの房へ兄弟と一緒にやってきたクロス。

マイケルらはすでに天井に入ってしまい、クロス達は「俺らも行かせろ!」と必死にシドを引っ張り、彼を房に引きずり下ろしてしまったのです。

マイケルやジャは屋上の様子を伺っていました。

停電になってしまったことから、看守達が屋上に様子を見にきてしまったため、屋上へ出れずにいたのです。

マイケルの房にはアブ・ラマル達も駆けつけました。

彼らが房でマイケルに裏切られたことを悟るとともに、看守達がやってきてしまったのです。

房の看守が屋上に脱獄犯がいると報告。

マイケル、ウィップ、ジャの3人はすぐに看守に見つかってしまい、彼らの脱獄は失敗してしまったのです…。

無事に停電をさせたシーノートですが、オギュギア刑務所の屋上を見ていると、そこには看守達に捕まってしまっているマイケルの姿を確認します。

その後、マイケルは独房へと入れられ、近くの独房にいるアブ・ラマルからは「裏切ったな。お前は明日にでも死ぬだろう」と言われ、脱獄失敗にひどく失望している様子。

マイケルは隠し持っていたスマートフォンを使って動画を撮り始めます。

サラへのメッセージです。

これを言ったら君を危険にさらすかもしれない…でも、俺は死ぬだろうから問題ないかも。

愛してる。愛すことを一度もやめたことはない。

嘘を付いたのは全て君のためだった。

サラ…もし俺が死んだら、俺の墓石にカニエル・オウティスという名前を記さないでくれ。何故なら、俺は一度もその男になったことはないからだ。俺の本当の名前を記してくれ。俺がこれまでずっとそうだった… マイケル・スコフィールド

第4話「囚人のジレンマ」へ続く…

 

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