『プリズン・ブレイク』に登場する人気キャラクターのひとりで、逃亡犯らを追うFBI捜査官アレクサンダー・マホーンを深掘り解説していきます。
シーズン2から登場し、かっこいいと評判のマホーン。人気キャラクターランキングでも常に上位に位置しており、シーズン5で彼の復活を期待していた人も多かったはず。
この記事ではマホーンのプロフィールや各シーズンで起きた出来事、役を演じている俳優のウィリアム・フィクナーについても紹介していきます。
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アレクサンダー・マホーンのプロフィール
名前 | アレクサンダー・マホーン (Alexander Mahone) |
役柄 | FBI捜査官 |
家族 | パメラ・マホーン(妻) キャメロン・マホーン(息子) |
シーズン | 2,3,4 |
声優 | 横島亘 |
アレクサンダー・マホーンは、フォックスリバー刑務所から脱獄したフォックスリバー8の捜査を指揮するFBIの特別捜査官です。
知的で高い能力を持ち、手がかりを素早く推理し、一見無関係に見える情報をつなぎ合わせて逃亡者を追い詰めます。
シリーズが進むにつれ鎮痛剤に溺れていることが明らかに。個人的な葛藤と、逃亡者を捕らえるという組織からのプレッシャーが、彼の精神面や道徳心に打撃を与えるのです。
マホーンの生い立ち
マホーンは劣悪な環境のなかで育ちました。
FBIの内部調査官リチャード・サリンズによれば、幼少期にマホーンは父親から虐待を受けています。成人してからは選択肢の少なさから軍隊に入隊。
湾岸戦争が発生したとき、マホーンはすぐに特殊作戦に異動させられました。彼の部隊はイラクに最初に降り立った部隊のひとつで、名誉勲章を授与されています。
そのあとは連邦捜査局の高級特別捜査官に。しかしマホーンの出世の早さには疑問があり、彼のファイルの多くは機密扱いになっていて、背後で組織が関係していると言われています。
マホーンと組織の関係
マホーンと組織の関係は複雑で、時間の経過とともに進化していきます。
マホーンは当初、フォックスリバー刑務所からの脱獄犯の捕獲を命じられました。彼の任務は実は組織によって間接的にコントロールされているのですが、彼はそのことを知りません。
逃亡犯たちの捜査をするうち、マホーンはポール・ケラーマンから指示を受けるようになり、逃亡者の逮捕だけでなく処刑するよう迫られます。彼には組織によって弱みを握られており、従わざるを得ない状況にあるのです。
- 組織に握られているマホーンの秘密
- マホーンはかつてオスカー・シェールズという犯人を追っていました。現在、行方不明とされている彼は、実はマホーンにすでに捕まり殺害され庭に埋められているのです。
このことを組織に知られており、組織はこの秘密を利用してマホーンを脅迫、脱獄犯8人の殺害を含む自分たちの命令に従わせています。
マホーンは自分の過去を隠し、家族を組織の脅威から守りたいと自暴自棄になります。
ところが彼はシーズン3で組織の策略にはまり無実の罪でパナマのSONA刑務所に収監されてしまいます。その頃からマイケルらと手を結ぶことになり、組織に対抗するように。
彼の動機は、贖罪への欲求、自分を操った組織への復讐、家族に大変な目を遭わせた復讐です。
マホーンは脅迫と脅しによって操られた組織の手先として始まります。しかし彼らの陰謀の犠牲者となり、彼らの敵対者としてマイケルらと力を合わせて組織を倒すことになるのです。
マホーンの最後は?死亡した?
シリーズの最後マホーンは死亡していません。
シーズン4でマイケルやリンカーンらと共にスキュラを確保し、無事に組織を倒すことに成功。自由と免罪符を手に入れることになります。マホーンは自身の過去と組織による支配から立ち直ることができました。
元妻パムとは復縁せず、彼を助けてくれたFBI捜査官の恋人フェリシア・ラングと新しい生活を始めていることが明らかになりました。
なお、2017年に復活を果たしたシーズン5では、残念ながらマホーンは登場しませんでした。理由は、脚本家によると「新しい物語においてマホーンの居場所を見つけられなかったから」と語っています。
マホーンがかっこいいと言われる理由
視聴者からかっこいいと言われるマホーン。
甘いルックスはもちろんのこと、シーズンを通して彼の言動にもかっこよさが現れており、それも相まってかっこいいキャラクターとして認知されているのです。
◾️かっこいい捜査官
マホーンは知能がとても高く、状況を素早く分析し、複雑な問題を解決することに長けています。脱獄犯の手順や計画、特にマイケル・スコフィールドの複雑な計画を推理する能力は、彼の鋭い分析力を示しており、多くの視聴者から賞賛されています。
◾️臨機応変な対応
マホーンは臨機応変に対応する能力が高く、困難な状況でも自分の頭で考え対応できます。逃亡者を追跡するにしても、刑務所内の政治を切り抜けるにしても、マホーンの臨機応変さは彼のクールな人格の重要な側面です。
◾️決断力
フォックスリバー8を執拗に追いかけ正義を貫く姿は、彼の決意と強い使命感を示しています。個人的な苦悩や障害に直面しても、マホーンは決して引き下がらないという点は、多くの視聴者が魅力的に感じるところではないでしょうか?
◾️演技
役を演じている俳優ウィリアム・フィクナーの演技がクールだと言われています。ニュアンスに富んだ演技は、マホーンのキャラクターに深みと信憑性をもたらし、ファンの心を掴んでいます。
◾️キャラクターの進化
マホーンは捜査官としての執拗な追跡者から、マイケルたち味方へと進化するもので、その変化も彼のクールさをさらに際立たせています。彼の贖罪と成長の旅はキャラクターの魅力に拍車をかけ、シリーズを通して魅力的な存在となっています。
知性、機知、決断力、演技、キャラクターの進化などがカッコいいと言われる理由です!
各シーズンでの出来事
マイケルたちがフォックスリバー刑務所から脱獄したあとが描かれるシーズン2から登場したマホーン。
犯人逮捕を目的にしたFBI捜査官から組織を倒すまで、いったい彼の身に何があったのかを各シーズンごとに見ていきます。
シーズン2
FBI特別捜査官のマホーンは、フォックスリバー刑務所から脱獄したフォックスリバー8の捜査を指揮することになります。
逃亡者の捜査を開始し、次第にリーダー格であるマイケルに注目。彼のタトゥーや自宅のハードドライブに残された複雑な暗号やなぞなぞを解読し、逃亡者の一歩先へ行き逮捕しようとします。
しかし捜査の過程で、マホーンは薬物中毒になっており、その原因は過去に自身が追っていた犯人オスカー・シェールズを殺害して庭に埋めたことが原因と明らかになります。組織はこの秘密を利用してマホーンを脅迫し、逃亡犯らを殺害するよう背後で操っているのです。
シーズン2の終盤、マホーンはパナマでマイケルやリンカーンを捕らえますが、自身の感情の揺れから殺害に踏み切れません。マイケルらはなんとか逃げ出し、マホーンは不安定な立場に立たされます。
シーズン3
シーズン3ではフォックスリバー8を追うFBI特別捜査官ではなくなり、マイケルらとともにパナマの極悪人が収容されている刑務所SONAに収監されています。
マホーンが収監された理由は、彼の行動と組織の工作です。
SONA刑務所にいる間、マホーンはマイケルとの関係に大きな変化をもたらします。敵対関係ではなく、組織という共通の敵がいることに気づき、協力関係を築くのです。シーズン3でのマホーンの主な目標はSONA刑務所から脱出し、家族と再会すること。
最終的にマホーンは脱獄計画に参加し、無事SONA刑務所から脱出することに成功します。脱獄後、マホーンはマイケルらと手を組み、組織を倒すことを決意するのです。
シーズン4
シーズン4ではマイケルらと手を組み、組織を倒すためのチームの主要メンバーとなります。
チームに加わった彼の主な動機は、組織が自分に与えた苦痛を晴らし、家族を守り、過去の行為に贖罪を見出すことです。
シーズンを通して、マホーンは組織の機密情報スキュラを確保すべく重要な役割を果たします。FBI特別捜査官としての経歴と犯罪者追跡の経験は非常に貴重であり、さまざまなミッションの計画と実行に貢献するのです。ほかのメンバーとの関係も深まり、組織との戦いで信頼できる仲間になります。
マホーンは自分の行動に対する報復として、組織による息子の殺害を受け入れるなど、個人的な問題に直面。こうした経験によって、マホーンは組織とそのリーダーを倒すという決意を深めていくのです。
シリーズ最終章では、マホーンたちはスキュラを手に入れ、組織を崩壊させるというミッションに成功。ミッションが完了し、晴れてマホーンは自由と免罪符を手に入れるのです。
問題を抱えた元エージェントから、組織を解体するチームの重要メンバーへと変貌を遂げました。
俳優ウィリアム・フィクナーのプロフィール
Embed from Getty Images本名 | ウィリアム・フィクナー (William Fichtner) |
生年月日 | 1956年11月27日 |
出身地 | アメリカ ニューヨーク州 |
配偶者 | キンバリー・カリル |
学歴 | ファーミングデール州立大学 ニューヨーク州立大学 |
出演作 | Mom |
ウィリアム・フィクナーは、多彩な演技力で道徳的に曖昧なキャラクターを表現する能力で知られ、高い評価を得ているアメリカの俳優です。
1956年11月27日にニューヨーク州イーストメドウのミッチェル空軍基地でウィリアム・エドワード・フィクトナー・ジュニアとして生まれ、バッファロー郊外のチークトワーガの中流家庭で育ちます。
高校を卒業後、刑事司法学の学士号を取得。演技への情熱から、ニューヨークのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツでさらに勉強し、1987年に卒業しています。
1980年代後半からテレビ番組にゲスト出演し、俳優としてのキャリアをスタート。長寿ソープオペラ「As the World Turns」(1987~1994年)のジョシュ・スナイダー役という重要な役を演じ、この役をきっかけに俳優として認知され、キャリアアップの足がかりとなりました。
1995年、マイケル・マン監督の犯罪ドラマ「ヒート」で警察官を演じ、映画界でブレイクしました。この演技により優れた俳優としての評価を確固たるものとし、その後も映画やテレビ番組の両方でさまざまな役を演じてきたのです。
映画やテレビでの活躍に加えビデオゲームにも声優として参加しており、とくに「グランド・セフト・オート」シリーズではケン・ローゼンバーグというキャラクターを演じています。
私生活で2度の結婚を経験しています。最初の結婚は1987年、女優のベッツィ・アイデムとのもので、1996年に離婚に至りました。二人の間には、サムという名の息子が一人います。その後、1998年にキンバリー・カリルと結婚し、その間にもう一人の息子ヴァンゲルがいます。
まとめ
『プリズン・ブレイク』の人気キャラクターのひとりアレクサンダー・マホーンについて紹介しました。
かっこいいキャラクターとして人気の高いマホーンは、人気ランキングでティーバッグの次にランクインするほど多くのファンから好かれています。シーズン5で彼の姿をもう一度見たかったのですが残念です…。
マホーンが登場するシーズン2から4はDisney+ (ディズニープラス)で唯一見放題ですので、『プリズン・ブレイク』を視聴するならぜひ利用しましょう。
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