『プリズン・ブレイク』シーズン5第6話の内容と視聴しての感想を書いています。
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第6話「砂漠の果て」のあらすじ

マイケルとリンカーン、生き残っているオギュギア刑務所からの仲間達は、イエメンを脱出しようとするのですが、復讐心に燃えたサイクロプスが砂漠にまで追いかけてきていることに彼らは気付くのです。
一方、A&Wとバン・ゴッホは、脱獄犯たちを追跡する自分らの役割に疑問を感じることになります。
◾️オマーを頼る

市街地のある建物に潜んでいるマイケル達。外は過激派だらけで、いま出て行くのは危険だと言ってどうするのか話し合います。リンカーンは、シバから聞いた通りオマーに協力を頼もうとマイケルに提案します。リンカーンは彼のことを信用していないそうですが、彼が最後のチャンスだと。
◾️敵が保釈される
サラの家を襲ったことで相方バン・ゴッホと拘留されていたA&W。ポセイドンのおかげか、彼女は釈放されることになったのです。警察署の外にはすでにバン・ゴッホが釈放されていました。
カニエル・オーティスがイエメンの刑務所から脱獄したのを映像を見て知った2人。ポセイドンの指示で、彼らの役割はカニエル・オーティスを殺すことになりました。
◾️砂漠へGO

オマーのもとへやってきたマイケル達。彼はこれから300マイル砂漠を進んだ先にある西海岸の港町ファイーシャに行くそうで、その街には昔からの友達がいるそうで、自治権があり過激派はいない様子。お互いに協力しようと言い出すオマー。もし行くならどこの国へでも行けるボートを用意しておくと。彼のもう1台の車が数ブロック離れた駐車場にあるから、取ってこいとマイケル達に言います。車はバッテリーが切れているので、押してこないとダメだと。
マイケルはウィップをオマーのもとへ残して、3人で車を取りに行きます。目当ての車を動かそうとするリンカーン達ですが、その車は普通にエンジンがかかり、バッテリーなど切れていなかったのです。
一方、一人残ったウィップに対して、オマーは彼を銃で殴り倒します。リンカーン達のもとには過激派がやって激しく銃撃されます。彼らは車に乗り込みなんとか脱出。荷物を積んでいると、そこにマイケル達の車がやってきてしまったのです。戻ってこないと思っていたオマーは慌てて車に乗り込み逃げようとします。
しかし、間一髪リンカーンは彼を捕まえ、ウィップは彼を殴ります。リンカーンは彼から街までの地図を要求しますが、地図はないそう! そこで、オマーは「俺が案内する」と言って、まずは砂漠を向かうことになるのです。
◾️NSAで監視
殺されたポール・ケラーマンのオフィスに移動したヘンリー・キシダ。そこに同僚の女性がやってきて、「ケラーマンは殺される前に21-ボイドについて調べていた。それに関する彼のファイルが欲しい。恐らく知りすぎて殺されたんだわ」と言います。
しかし、ヘンリー・キシダは「このファイルは行き詰まりで、何もない」と言うのです。そして、他にもその女性は「この国務省の内部に誰か関わっている人物がいる」とも言い、自分で調査すると言って、オフィスから出て行ってしまいます。
すると、ヘンリー・キシダはA&Wに電話をして直ぐに会いたいと伝えるのです。A&Wとバン・ゴッホの2人はNSA(アメリカ国家安全保障局)へと向かいます。どうやらA&Wはポセイドンに誘われるまではNSAのあるチームで10年間働いていたそう!また、当時はずっとドローンを利用して上空から色々なことを監視していたようです。NSAに到着した2人。A&Wの元同僚トリシアが現れ、「我々がするのは監視だけ」と言って殺しはしないと言います。そして、ここでA&Wの名前が “エミリー” ということがわかります。
◾️シバたちは無事
砂漠へ向かっている途中、ウィップとオマーは一緒の車に乗っています。後部座席にある荷物の中には花火などがあります。 オマー曰く、これから向かう港町ファイーシャは、とても美しい場所で笑顔だけあればいいような静かな街だそう。
一方、リンカーンのもとにシバから連絡が入ります。彼女やシーノート、子供達は皆無事にヨルダンに到着したようで、夜にアメリカへ向けて出発するそう。シバはリンカーンに感謝を伝えて、帰ったらビールをおごることを約束するのです。
◾️ブルー・ハワイ
NSAの作戦ルームでは、先程の電話からマイケル達の居場所を割り出し、上空のドローンによって監視しています。
2台の車は途中のガソリンスタンドでガソリンを満タンにし、マイケルはポセイドンと手を切るためと言って建物の中にインターネットをしに行きます。NSAではバン・ゴッホが密かにイエメンにいる過激派の一人に連絡をし、マイケル達を殺してくれと頼みます。そして、彼らがいる現在地までも教えてしまうのです。
マイケルはネットでチャットを開いて「ブルー・ハワイ」という名前の人物とテレビ電話をします。しかしあいにくカメラの不調で相手の顔は見えません。
(相手はマイケルの顔が見えているそう)
◾️解放されたサイクロプス

過激派の仲間に手錠を外してもらったサイクロプス。過激派の一人のもとに、アブ・ラマールを殺したマイケル達の居場所がわかったという連絡が入り、彼は急いで向かうことになります。
サイクロプスはリーダー的な人物に「俺も行く!」というのですが、お前にはもう関係ないと言って断られてしまうのです。しかし、その後サイクロプスは一般の人の車を無理やり奪って、マイケル達の居場所へ向かうことになるのです…。
◾️銃撃されるマイケルたち

ガソリンスタンドでは、オマーがこれから向かう街ファイーシャについて「テクノロジーも政治も現代的なのもない」と話します。また、よくシバを連れて行ったというのです。しかし、遠くの方から過激派の車が近づいてくるのを発見し、彼らは急いで逃げようとします。
外から「マイケル行くぞー」という声を聞いたマイケルは、チャット相手に手のひらのタトゥーをスクリーンショットさせます。ウィップはオマーの車から銃を見つけるのですが、なんと弾は一発しか入っていません。反撃することもなく、過激派の連中は一斉に彼ら目がけて銃を発砲してきます。そして、オマーがその銃弾を食らってしまうのです…。
◾️脱出するも…

NSAにいるポセイドンの手下2人も、マイケルらのもとに過激派がやってきたことを確認します。
車の陰に隠れている3人。 ウィップは過激派らがいる近くのタンクローリーを見つけ、一発の弾丸をそのタンクに向けて狙い撃ちしたのです。すると弾は見事命中し、大爆発が起きて過激派の連中を一掃してしまいます。そこにマイケルがオマーを抱きかかえてやってくるのですが、それと同時にサイクロプスが運転する車が今後はやってきてしまいます。マイケル達は再び2つの車に分かれて直ぐさま出発するのです。サイクロプスは仲間達が吹き飛ばされた現場で車から降り、死んだ奴の銃を奪ってマイケル達の車を追いかけます。
急にマイケルが運転する車が止まります。 マイケル曰く、地図であるオマーが死んでしまい、街がどっちの方向なのかわからないと。マイケル達はオマーの遺体を置き、街へ引き返すかどうするのか悩んでいました。すると、どこからか銃弾がマイケル達を襲い、彼らは車に乗って急いで逃げることになります。
◾️ガソリンスタンドを監視
トリシアからこれは監視ではなく、殺害が目的だと見抜かれてしまったA&W。
いま直ぐ出て行ってくれと言われてしまい、仕方なくNSAから去ることに。常にカニエル・オウティスのあとを追っているのが疲れた2人は、ひとまずマイケル達がガソリンスタンで何をしていたのか突き止めようとします。
◾️くじ引きで二手にわかれる

マイケル達は車を止め、遠くにまだ追っ手がいることを確認します。そして、それはシドを殺した過激派の一人であるということも。彼は燃料補給をしている様子。
マイケルは白い車のガソリンをジープに入れるよう指示します。2つの車で片方はファイーシャへ向かい、片方はサイクロプスの車を誘導して撒きます。そして、簡単なくじ引きです。マイケルの手の中には3つの赤い石と1つの白い石があります。赤い石を引いたらジープに乗ってファイーシャ(街)を目指します。一方、白い石を引いたらサイクロプスを誘導します。ジャは赤色の石! ウィップも赤色の石! そして、リンカーンも赤色の石を引いてしまいます。
◾️マイケルの作戦成功

燃料補給を終えたサイクロプスはマイケル達を追いかけます。しかし、途中で1台しかいないことに気付いたサイクロプス! すると、急に横からマイケルが運転する白い車が出てきて、彼はそっちの車を追いかけることになり、見事マイケルの作戦は成功したのです。マイケルの車を見失ってしまったサイクロプス。 車を降りて探すと、先の方に車を発見しました。
地図がないにもかかわらずリンカーン達は進み続けます。 ウィップはマイケルを残してきたことを後悔している様子。ジャは何かに気付いて車を降りることになります。すると上空には鳥がたくさん飛んでいたのです。しかも、カモメが! ジャ曰く、「カモメは砂漠に興味はないが、海になら興味がある」と言い、近くに海があることを悟り、再び車を走らせます。
ようやく小さな港町ファイーシャに到着したリンカーン達。 子供に歓迎されながら、ある大人に「オマーはどこだ?」と聞かれると、リンカーンは戦争で逃げたと答えます。
◾️サイクロプスとマイケルの戦い

マイケルの車はガソリン切れを起こしてしまい、ついに完全に止まってしまいます。
サイクロプスは笑みを浮かべてマイケルの車に近寄るのです。サイクロプスが運転席を見ると、アクセスには大きな石が置いてあり、そこにマイケルの姿はありません。そして、その隙にマイケルはサイクロプスの車に乗り込み、エンジンをかけて逃げようとするのですが、車輪が砂にはまってしまって直ぐに発車できません。それに気付いたサイクロプスは、車に向けて銃を乱射。マイケルは工具を取って車の後ろに隠れるのです。
その後、サイクロプスは銃の弾がなくなり、マイケルと乱闘になります。そして、激しい乱闘の末、マイケルは彼の片目に工具を突き刺すことに成功。しかし、彼の最後の反撃によってお腹をナイフで切られてしまうのです。マイケルはなんとか車に乗り込み、急いでリンカーンらがいる港町ファイーシャへと向かいます。
しかし、とうとうマイケルが運転している車が限界を迎えたようで止まってしまいます。そして、マイケルは走って先へと向かうのです…。
◾️ブルーハワイを訪れる
マイケルがガソリンスタンドで連絡していた時の映像を確認するA&Wとバン・ゴッホ。
彼らはその連絡相手の家へと向かうことになります。しかし、ドアと開け現れたのは、なんとも派手な格好をした男。 部屋の中には仏教の物などが置かれており、少し異様な室内に戸惑ってしまう2人。
◾️負傷したマイケルが…
オマーが言っていたように、凄く素敵な街だというジャ。
一方、リンカーンはマイケルが来ないことを心配しています。もし日が暮れるまでにマイケルがリンカーン達が通って来たタイヤ痕を見つけられなかったら街にたどり着けないと。夜になり砂漠をヘトヘトになりながら進むマイケル。しかし、怪我していることもあって体力が限界に近づいており、その場に横になってしまいます。そして、愛する妻サラとの光景がフラッシュバックに!
マイケルが諦めかけたその時、マイケルの目の前で打ち上げ花火が上がったのです。 リンカーンは、マイケルの居場所を知らせるために打ち上げ花火を上げ、「マイコー」と叫んでいます。しかしマイケルはやってきません…。街の人がざわつき始めると、暗闇からマイケルが姿を表したのです! マイケルは「毒を入れられた」と話します。
実は、サイクロプスがマイケルの腹に刺したナイフには車の不凍液が付いており、それでどうやら毒が体内に入ってしまったそうです。
(不凍液の中にはエチレングリコールという毒性の物質が入っているそう)
マイケルは医者を求めます。しかしこの街には医者が一人もいないようで、マイケル達がずっといた街まで戻らないと医者はいないそう。 再び戻ることができないリンカーン達は、弱っているマイケルを見ながらどうればいいのか選択を迫られることになります。
第6話の感想

これまでのエピソードと比べると少しトーンが落ちた感じでしたね。
とくに大きなサプライズもなく、ただひたすら追っ手から逃げる様子が描かれていました。
最後、マイケルが致命的な傷を負ってしまい、今後マイケルの命は一体どうなってしまうのか気になる終わり方でした。医者がいないということで、この難局をどうやって乗り越えるのか次回に期待です!
オマーの嘘と死
シバのアドバイスをしっかり聞いていたリンカーン!
彼らは最後の選択肢としてオマーを頼ることになりました。
彼はすんなりマイケル達に行き先を教えるものの、なぜかマイケル達を嵌めたのです。まさか戻ってくることは思わなかったのでしょう。早く立ち去れば良かったのですが、予想外なことにマイケル達が戻ってきてしまいました。
悪い奴なのかと思いきや、結構いい奴でしたね。港町の子供のために花火や物資を運んでいたり…。
死んでしまったのは残念でしたが、なかなか愛らしいキャラクターでした。
港町ファイーシャ
オマーが教えてくれた小さな港町。
過激派の姿もなく、子供たちが賑やかに遊んでいる非常にいい街です♪
医者がいないというのは残念ですが、マイケルはここで安静をとるのでしょうか?それとも急いでボートに乗って出国することを選ぶのでしょうか??
ヘンリー・キシダと21-ボイド
ポセイドンの手下2人と繋がっており、何かを隠しているヘンリー・キシダ。
部下はCIA内部の21-ボイドについて探ろうとしていますが、彼はそれを隠しています。
結局、ポセイドンとは誰なのか?
また、サラの夫ジェイコブは白なのか黒なのか?
このポセイドン絡みに関してもまだまだわかっていないことがありますし、エピソード自体もあと3話だけですので、そろそろ判明してくるのではないでしょうか??
シバとリンカーンはいい関係♪
無事に出国したシバから連絡を受けるリンカーン。
この2人はかなりいい関係ですね。
帰国したらどのような再会が待っているのでしょうか?(お互い無事に帰国できれば)
交際にまで発展するのでしょうか?今後に期待です。
絶対にシバのほうは好きだと思うんですけどね ^ – ^
マイケルの致命傷
サイクロプスの反撃でやられてしまったマイケル。
しかも、毒が体内に入ってしまい結構致命的になってしまいました。
おまけに小さな街なので、医者が一人もいないという…。
まさかこんなところで死んでしまうとは思いませんが、一体誰がどのようにして彼の傷を治すのでしょうか??
これはあくまで予告編などを見た推測ですが、サラは元々医者ですし、次回マイケルと再会を果たすそうですので、もしかしたらサラを呼んで彼女が手当をするのかもしれません。
最後まで可哀想なサイクロプス
やっぱり残りの片目も潰されてしまいましたね。。。
しかも、マイケルにナイフを刺されるというグロテスクな光景でした。
今回も過激派のリーダーみたいな奴に除け者にされていましたし、名誉挽回でなかなかしつこく追いかけてきたものの、最期があんな感じです…。
殺されたシーンが映っていなかったので、ひょっとするとまだ生きているかもしれませんが、これ以上は恐らく登場しないでしょう!両目ともないわけですから。
リンカーンやマイケルにボコボコに殴られ、最後は大事な片目を潰されてしまうという…なんとも可哀想な奴でした。
個人的にはなかなか好きでしたけどね 笑
マイケルが連絡したブルー・ハワイ
またおかしな人物が登場してきましたね〜
マイケルがガソリンスタンドでネットを通して連絡を取った男。ブルー・ハワイ!
もちろん本名ではないと思いますが、彼は一体誰なのでしょうか?
不気味すぎて、A&Wとバン・ゴッホも少し戸惑っていましたけど…。
この名前もなかなかイケてますし、何より『プリズン・ブレイク』らしい変人の登場です!
全体のまとめ
冒頭でも書いたように、今回のエピソードは少し控えめに感じました。本当に今回はマイケル達の逃走劇がメインで、それ以外はあまり描かれていませんでした…。
まぁまぁ面白かったですし、とにかく次回に繋がる/期待を持たせるような終わり方でしたので、繋ぎのエピソードと割り切れば楽しめましたね!
ただ、愛らしいキャラクターが死んでいってしまうのは悲しいです。ネット上ではいつかオリジナルキャラクターが死んでしまうと言われていますので、毎回誰が死んでしまうのかドキドキです!
まとめ
『プリズン・ブレイク』シーズン5第6話の内容と感想を紹介しました。
過激派の追跡から逃れたものの、重傷を負ってしまったマイケル。ここからどうやって出国しアメリカへと戻るのか?またなにもない砂漠で負傷したマイケルはどうやって治療するのか?
まもなく本国へと戻れそうでおもしろい展開になりそうです。