『プリズン・ブレイク』シーズン1から5の米国での視聴者数(視聴率)を紹介。
大人気だったドラマは、当時どれくらいの視聴者が見ていたのでしょうか?
『プリズン・ブレイク』は視聴者の減少により、途中で打ち切りになった過去があります。シーズン1のピーク時には1000万人を超えていましたが、シーズン4ではかなり減り、2017年に復活を果たしたシーズン5の平均視聴者は261万人と驚くほど減っています。
TVで視聴する時代ではなく、ネットのストリーミングでの視聴に変わりましたので、その影響は大きいですね。
プリズン・ブレイクの視聴者数
各シーズンの平均視聴者数
シーズン1 (2005年) | 927万人 |
シーズン2 (2006年) | 917万人 |
シーズン3 (2007年) | 754万人 |
シーズン4 (2008年) | 497万人 |
シーズン5 (2017年) | 261万人 |
海外ドラマの場合、シーズン1がもっとも視聴者が多く、シーズンが進むに連れて次第に減少していくのが一般的です。『プリズン・ブレイク』もまさにシーズンが進むに連れて減っています。
シーズン5は期間が空いているので除くとして、シーズン1からシーズン4にかけて約半分くらいまで視聴者が減っています。シーズン1と2ではそこまで差はなく、シーズン2までは視聴者の興味をしっかり惹きつけられていたことがわかります。
- 不規則な推移をする海外ドラマも!?
- 同じ海外ドラマでも、『ウォーキング・デッド』はシーズンが進むに連れて徐々に視聴者は増えていき、シーズン5あたりがもっとも視聴者数が多くなっています。(参考:「ウォーキング・デッド」全11シーズンの視聴率・視聴者数)
もっとも視聴者が多いエピソード
もっとも視聴者が多かったエピソードは、シーズン1の第13話で1218万人。
実は、当時シーズン1は2部にわけて放送され、第13話は区切りのエピソードでした。つまり、第13話は中盤のクライマックスで、とても盛り上がるエピソード。
第13話の内容は、マイケルの1回目の脱獄でした。兄リンカーンを診療所でうまく待機させることに成功。マイケルは診療所の下までやってくるも、まさかの工事で穴が塞がっており、診療所まで行けず最初の脱獄は失敗してしまいます。
最初のクライマックスで、脱獄がどうなるのか非常に多くの人に注目されました。
もっとも視聴者が少ないエピソード
もっとも視聴者が少なかったエピソードは、シーズン5の第8話で190万人。
視聴者数の推移でよくあるパターンは、初回が一番多く、終盤へ向けて次第に減っていくもの。そして、最終話だけ少し増えて完結。シーズン5はまさにその通りで、最終話では230万人と少し増えています。
シーズン5が配信された2017年は完全にストリーミングの時代ですから、視聴者が少ないのは仕方ありません。ネットでの視聴者数を合わせたらもっと多いです。
シーズン1の第1話で人気爆発
『プリズン・ブレイク』は第1話が話題になり人気を博したドラマです。
数字で見ても、第13話に次いで視聴者が多いエピソードです。(1話と2話は同日に連続放送)
かつてフォックス・リバー刑務所の設計に携わったIQの高い天才が、自ら刑務所に飛び込み、死刑囚の兄を脱獄させる。しかも、設計図をタトゥーとして彫ってくるという奇想天外な展開。
多くの人はこの展開に一気に惹きつけられました。間違いなく『プリズン・ブレイク』の成功はこの第1話にあります。
わたしも第1話を初めて見たときは度肝を抜かれました!
シーズン1と2は好調
グラフで見てもシーズン1と2は好調で、800万人台をキープしています。
シーズン1の脱獄の過程は当然ながらおもしろいですが、脱獄したあとどうなるのか?というシーズン2も非常に期待が大きく、それが視聴者数としても表れています。
『プリズン・ブレイク』はシーズン1と2だけでも充分成立するドラマです。いま思えば、シーズン2でやめておけばよかったのでは?なんて思ってしまいますね。
シーズン3から失速
『プリズン・ブレイク』はシーズン3から視聴者数が減っていきます。
シーズン3は、脚本家たちによるストライキやサラ・ウェイン・キャリーズ(サラ・タンクレディ役)の降板で、エピソード数は短くなり、脚本も大幅に変更されたと言われています。
シーズン1の脱獄劇と比べると規模が小さく、面白味に欠けていたのは間違いありません。それでも、なんとか700万人台を維持。
シーズン4では第1話で600万人台だったのが、最終話では300万人台に減っており、約半分の人が視聴するのをやめてしまったことになります。シーズン4は脱獄とはもはや無縁で、「普通の海外ドラマ」になっていました。脚本的にも冗長で退屈だと感じた人も多いはず。
まとめ
『プリズン・ブレイク』シーズン1〜5の視聴率(視聴者数)を紹介しました。
実際に数字から見ても、平均900万人台を維持していたシーズン1と2は傑作と言えますし、この2つのシーズンまでで製作をやめておけばよかったとも言えます。
そんな傑作のシーズン1と2をこの機会に見返してみてはいかがでしょうか?
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