『プリズン・ブレイク』のシーズン1と2に登場し、フォックスリバー8のひとりとして刑務所から脱獄したジョン・アブルッチを深掘り解説していきます。
元マフィアのボスで、刑務所のなかでも実権を握っていた人物です。刑務作業など脱獄計画を進めるのに多大な貢献をしており、彼なしでは脱獄は成功しなかったでしょう。
この記事ではアブルッチのプロフィールや各シーズンで起きた出来事、役を演じている俳優のピーター・ストーメアについても紹介していきます。
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ジョン・アブルッチのプロフィール
名前 | ジョン・アブルッチ (John Abruzzi) |
役柄 | 囚人、マフィアのボス |
家族 | シルヴィア(妻) ニコール(娘) ルカ(息子) |
シーズン | 1,2 |
声優 | 小川真司 |
ジョン・アブルッチはシカゴ・マフィア「アブルッチ・ファミリー」のボスです。
殺人の陰謀で有罪判決を受け、仮釈放なしの120年の刑を言い渡されています。証言したフィバナッチへの復讐に執着。フィバナッチ本人は政府の証人保護プログラムを受けて幸せに暮らしているのです。
刑務所内で彼はジョン・アブルッチ・ギャングと呼ばれる刑務所最強のギャングを結成。彼とその一味はシカゴ・マフィアの新ボス、フィリー・ファルゾーニとも密接な関係を持ち、外部からの豊富な資金をもとに、刑務作業をしたり刑務官に融通を利いてもらっていました。
そしてマイケルらと共に脱獄し、フォックスリバー8のひとりになって最終的にFBIに追い詰められて死んでしまいます。
最後はどうやって死亡した?
アブルッチシーズン2で死亡します。
無事脱獄することに成功し、FBIからも逃れ家族と再会を果たします。喜んだのも束の間、自分を売った男フィバナッチがいるとの情報をもとに、彼がいるモーテルに銃を持って乗り込むのです。
しかしそれは部下の裏切りによるFBIの罠でした。見事罠にかかったアブルッチ。もちろんそこにフィバナッチはいません。
FBIに包囲されているアブルッチに対し、マホーン捜査官は「今日フォックス・リバーに戻るか、死体安置所に行くか。それは君が決めることだ。両手を頭の後ろに回し、ひざまずけ」と降伏を迫ります。
アブルッチは最後に「神にのみひざまずく」との言葉を残し銃を発砲しようとしますが、包囲している捜査官らの一斉射撃にあい死亡してしまうのです。
フィバナッチとは?
フィバナッチは本名をオットー・フィバナッチといいます。
マフィアのボス、ジョン・アブルッチが犯した殺人事件を偶然目撃した男です。その結果、フィバナッチはアブルッチに不利な重要参考人となり、アブルッチは投獄されることになるのです。
フィバナッチは法廷で証言した結果、証人保護プログラムを受けて新たな身分で幸せに暮らしています。一方のアブルッチは、フィバナッチを探し出すことに必死で、フィバナッチの居場所をエサにしてきたマイケルの脱獄計画に参加するのです。
マイケルはこの「フィバナッチ」を利用してアブルッチに脱獄を協力させました。マホーン捜査官もそれを真似て「フィバナッチ」を利用してアブルッチを誘き寄せたのです。
各シーズンでの出来事
シーズン1と2でアブルッチに起きた出来事、マイケルの脱獄計画に参加してから死亡するまでの一連の流れを解説します。
シーズン1
元シカゴ・マフィアのボスだったアブルッチは、フォックス・リバー刑務所の囚人たちの間で有名人でした。彼は受刑者のための労働プログラム「刑務作業(PI)」を運営し、刑務所内で囚人たちから尊敬され恐れられていたのです。
彼のマフィアという地位のおかげで、刑務所内でもある程度の自由を享受しています。特に、アブルッチの仲間から給料をもらっていた刑務官ブラッド・ベリックからはよくしてもらっています。
マイケルが入所してきてからは、フィバナッチを見つけることに執念を燃やし、彼がフィバナッチの居場所を知っていることを知ると、情報を引き出すために彼の足の指を切除。マイケルを脅して拷問し、情報を吐かせようと何度か試みたが無駄だったため、脱獄計画に加わることを決意したのです。
ティーバッグがいとこのジェームズに脱獄計画を話すと、アブルッチは外部にいる部下にジェームズを一週間失踪させるよう命じます。ところが誘拐は失敗に終わり、ジェームズは息子を人間の盾として使い、結果的に息子を含む2人が死亡することに。アブルッチも深い悲しみを覚えます。彼はティーバッグを乱暴に扱い、命の危険を感じたティーバッグは、ついに脱獄計画から手を引くことに同意。しかし、隙をついて彼はアブルッチの喉を掻っ切るのです。
アブルッチは負傷の手当てを受けるため、ヘリコプターで病院へ運ばれます。アブルッチが所有する飛行機が脱獄計画の一部だったため、このことがマイケルの逃走計画を複雑にするのです。
一週間以上あと、死んだと思われていたアブルッチは、フォックスリバーに戻ってきて脱獄計画に再び加わります。その後、マイケルやリンカーンなどほかの受刑者たちとともに脱獄。
脱獄の際、ティーバッグはマイケルに手錠をかけ嵌められないようします。しかし、アブルッチは斧でティーバッグの手首を切り落とし、復讐を果たすと同時に彼をグループから排除したのです。アブルッチらは、飛行機に置き去りにされたあと、徒歩で走ることを余儀なくされます…。
シーズン2
脱獄の翌朝、アブルッチらは徒歩で当局から逃げていました。
貨物列車をうまく利用して間一髪で当局から逃れることに成功。しかし湖のほとりで逃亡者であることを知っている武装したハンターに見つかります。アブルッチはすぐにハンターの娘を人質に取り事態を収拾。ハンターが武器を下ろすと、彼らはSUVを借りてマイケルの隠し場所の墓地があるオスウィーゴへ向かいます。倉庫で食事をとったあと、逃亡者たちは別々の道を歩むことに。
アブルッチは家族と合流し、サルデーニャ行きの貨物船に乗る計画を立てます。しかし、彼と家族が出発する前に、オットー・フィバナッチがワシントンD.C.郊外のモーテルに泊まっていると知らされます。アブルッチは最初、このことに疑問を抱いたものの、情報源が確認されると、妻の「泊まっていけ」という嘆願を無視して現地へ向かうのです。
しかし、それはマホーン捜査官らFBIが彼を確保するために仕掛けた罠であることが判明。大胆にも、アブルッチは銃を手にモーテルの部屋から出てきます。マホーンは、アブルッチに銃を下ろすよういい、攻撃的な兆候があれば撃つように指示されていると言います。
アブルッチが最後の抵抗で銃を構えた瞬間、マホーンは身を隠し、FBIチームがアブルッチに銃弾を浴びせて死んでしまいます。
俳優ピーター・ストーメアのプロフィール
本名 | ピーター・ストーメア (Peter Stormare) |
生年月日 | 1953年8月27日 |
出身地 | スウェーデン |
配偶者 | カレン・サイラス(1989-2006) トシミ・ストーメア(2008-) |
学歴 | ー |
出演作 | アルマゲドン |
SNS | @therealstormare (Instagram) |
ピーター・ストーメアはスウェーデンの俳優。
スウェーデンのクムラに生まれ、キャリアをスタート。ストックホルムの王立演劇劇場で数多くの作品に出演しています。
1996年にコーエン兄弟の映画『ファーゴ』に出演し、静かに威嚇するキャラクター、ゲアール・グリムスルードを演じて国際的な名声を得ます。この役をきっかけにハリウッドでブレイクし、アメリカ映画で数多くの役を演じるようになりました。
- 主な出演作
- 『ロスト・ワールド』(1997年)
『ジュラシック・パーク』(1997年)
『ジュラシック・パーク』(1997年)
『アルマゲドン』(1998年)
『マイノリティ・リポート』(2002年)
『バッドボーイズII』(2003年)
『コンスタンティン』(2005年)
映画でのキャリアに加え、テレビでの存在感も大きく、特に人気TVシリーズ『プリズン・ブレイク』ではジョン・アブルッチを演じました。
ほかにも『ARROW/アロー』や『ブラックリスト』、『ロングマイヤー』などのTVシリーズに出演しています。
私生活では2度の結婚歴があり、現在は日本人女性と結婚しており、子供もいます。
まとめ
『プリズン・ブレイク』に登場する囚人ジョン・アブルッチを紹介しました。
当初はマイケルに対し敵対心を持っていましたが、フィバナッチのために進んで脱獄計画に参加。おちゃらけた性格で、ときに残酷なのが彼の魅力です。
アブルッチが登場するシーズン1と2を含め『プリズン・ブレイク』を視聴するならディズニープラスがおすすめです。米FOXの海外ドラマを含めた人気・定番作品が多数配信されており、見たい作品が尽きることがありません。
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